近日の基準価額の変動について
8月に入り、当ファンドはいつもより大幅な価額変動となっていますが、要因は円高と日本株の暴落です。
為替に関して、以前説明した通り当ファンドは為替ヘッジを行っていますが、コストを考慮して100%のヘッジをしていないため、ここ数日のように為替が短期間で激しく変動した場合は、ファンドの値動きに比較的大きな影響を及ぼします。
日本株に関して、当ファンドはボラティリティを考慮して5%限定で組み入れをしています。8/1から8/5にかけて日本株市場が約20%下落したため、ファンドにマイナス寄与しました。8/6は市場の回復が見られましたが、時価への反映は一日遅れるため、明日の基準価額にプラス寄与する想定です。投資先企業の業績悪化などファンダメンタルに大きな影響を及ぼすような明確なイベントがない中、今回の暴落は市場への過剰反応によるパニック売であると考えています。
近日の市場環境の変動は、ファンドの運用方針に影響を及ぼすものではありません。引き続き安定したインカム収入を目標にして運用してまいります。